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2009-10-15

上海・蘇州弾丸紀行その5~文字通り席のない和諧号の“无座”

ちょっと時間があいてしまいましたが。。。
上海・蘇州紀行前回までの経緯は→コチラ

さて、弾丸旅行2日目。本日は蘇州に向かう日であります。
かなり早めにホテルを出発し、一路上海駅へ。

こちらの列車の駅ではそのままホームに直行して来る列車を待つということはできず
各列車ごとに指定待合室が設けてあり、乗客はそこで待機。
(といっても、だだぴろい空間にかたい連座の椅子がでーんと数十列並んでいるようなもの)
列車の到着が近づくと、待合室での改札が始まり、
該当する列車にのりこむ乗客だけホームに降りれるという仕組み。

おそらく、何百、何千、何万ものこの群衆達を初めからホームにおろすことを許可してしまったら
どんな惨状が繰り広げられることになるか、当局もよーく理解してるんでしょう。


さて、私がなんで時間よりも早めに行き、列の初めに陣取ってみたかというと、
ちょっと気になることがあったから。


前日にゲットした蘇州行きの切符、よく見たら二等席って書いてあるんです。
さらによくよく見ると、「无座」と。。。。
「无」は「無」で、「なし」という意味ですね。

右上をご参照ください


これって、席がないよってことなのかな。。。
そういえば購入したとき窓口のおばちゃんがなんだかごちゃごちゃ言ってたな。。。


ふと脳裏をよぎる不安。



・・・・でもですね、ちゃんと「7号車」っていう号車の指定まである。
だから私はこう思ってたわけです。
多分、自分のチケットに書いてある号車は
日本でいえば自由席車両にあたるような車両で、
早い者勝ちで席をとれるんだ!と。

そんなこんなで私自身はかなり早くホームに降りることができました。
やってくる和諧号は、噂通り、日本の新幹線とあまり変わりません。

和諧号外観

車内もこんな感じで。

和諧号内部

なんとか「7号車」に一番乗りをし、適当な席に身をおちつけて、一安心。
ドヤドヤ・・・と後続の乗客が乗ってきた。
喧騒と共にあっというまに席が埋まってまいります。

そこでふと気になる喧嘩が聞こえた。

「ここは俺の席なんだからお前はどけ!」
「そんなの知らない!」
「よく見ろ、このチケットに席番号が書いてあるだろ!!!」


・・・あれ、彼らが握りしめているチケットの色は。。

赤。


私と、違う。



嫌な予感が・・・・・・・。


そっと前の乗客が握りしめているチケットを見てみた。
これも赤色。。。
そして、遠目に、席番号がみてとれた。


その時私は理解した。


この列車にはきっとそもそも「自由席」という概念がない。
「指定席」しかないのである。
そして、指定席券が完売した後、乗客に売り渡されるのは
「二等」という名の「无座」というチケットであり、
文字通りその乗客の席はない。
チケットに一応 かたち上の号車数が書いてあるのは、
席なしの乗客が一車両にたまるのを避けるために、立つべき号車を分散して、
「その号車の通路で待て。」ということなのである。


や、やられた。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

おばちゃんが言ってたのは「もう席ないから、二等でいいね!」ってことだったのに違いない。


幸い私の席に座るだろう乗客はまだ来ていない。
ここにのんびり座ってたら、後から来るだろう正規の客にどやされ
とんでもないことになったに違いなかった。

あわてて立ち上がり、後から乗り込んでくる客の流れに逆流し
ほうほうの程で車両のつなぎ目へと退散。
戸口付近まで振り返ったら、今さっき私が座ってた席は埋まっていた。やれ、危なかった。


かくして、蘇州までの40分間、
私とおなじく「无席」の乗客数十人にまみれ
車両のつなぎ目付近でひたすら立つことになった。


押し合いへしあいの空間では立ち寝するくらいしかすることがない。
仕方がないので、車中で中国人観察を始めてみる。


①お決まりの光景♪

どこかの駅について席が空くたびに私と同じ「无座」を握りしめた人間が
空いた席に殺到しわがもの顔で陣取るが、
その駅から乗ってきた「軟座」券をもつ客が後から乗り込んでくるため
怒号が飛び交い、しぶしぶ「无座」が立ちあがる、という光景が
そこかしこに見受けられた。

学習しようよ。。。。。この状況で指定席が全部埋まってることわかるだろう。。。
②あくまで自然態

朝早い電車だったからか、もちこみで朝食をとる人が散見された。
私の前方左前に座っている一見上品そうな女性がリンゴをむき始めた。
このくらいだったらまぁ日本でもある光景ですが。。。

その女性、むいた後の皮を通路にぺっと捨てた。

さらに、むき出しのリンゴをじかに机の上においた。

・・・・・・・お~~~~~~~~~~~~~~い。。。。。。


③マメ?な掃除婦さん♪

けっこうマメに清掃員が車内を掃除しにくる。
私の立っているところが戸口とトイレに近かったからだろうか。
40分くらいの乗車時間だったが、3回くらいやってきた。

彼女たちは、列車(一応新幹線)が高速で動いているにも関わらず、
席のない乗客が客がそのあたりに密集して立っているにも関わらず、
我々の足元(足の上?)を乱暴にモップで丸く掃いて去っていくのであった。


それは掃除なんですか・・・・・・・・?

え、むしろゴミは我々、みたいな。。。。




そんなこんなで、やっと列車は蘇州に到着。
無数の乗客と一緒になんとかホームに吐き出される。
(たぶん車内の3分の2くらいは降りたと思う9


そのとき私は聞きしにまさる黄金週の実態をしった。

蘇州の細長いホームにあふれる人、人、人。
改札までたどりつくのに10分くらいはかかっただろうか。


上海を出るときからなんとなく察してたけど。。。。。。。


まさに民族大移動。

観光地に一大集結。


中国に旅行をお考えの方は、
間違っても国慶節後の休み期間にいらしてはいけません。
とにかく観光地と名のつくところには
普段の10~100倍以上もの密度の中華人民共和国人民が押し寄せております。

中国人の実態を観察されたいならベストシーズンですが。


やっと着きました、蘇州駅

蘇州駅についてしたことはといえば。

またしても黒山の人ゴミに殺到し
まっさきに帰りの切符を買いに行く。ことだった。

こんどは「軟座、軟座!」と叫びまくって
念願の和諧号赤い色の一等席券をゲット!

蘇州→上海の指定席券は、31元でした。。。

席があるかないか。この5元の差が地獄を見る。




さて、帰りも確保したし、これでやっと蘇州観光スタート・・・・・・


蘇州といえば水がゆったり流れるのんびりした水郷を想定してきたのに
大陸のいたるところから押し寄せた人ごみの流れに身をもまれ
早くもげっそり、ぼろきれのようになって歩きだした私なのであった。

つづく

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Author:む。
この9月より北京に中国語を学びにやってきたむ。です。
自分の意思でもないのにこんなとこ飛ばされ、着いたそうそうインフルで監禁されるなんて、ネタみたいなスタートですっかりオチてましたが、最近は、仕事から解放されたこんなチンソンな生活もなかなか悪くない、かな、と思い始めてたりして。。。

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